2012年4月9日月曜日

場所

旅行の計画を立てている。
私的に、とても信じられないのだけど、これが、なんとなく楽しい。
旅行の計画って自分から最も縁遠いものだと思っていたんだけど。
海外旅行のプロに片足突っ込んでしまった弟に喝を入れられて、色々と調べている。


旅行といって思い返せば大学2年の時、妙に昔から気になっていた若狭湾(福井県)がどうも見たくて、富山のダンスの大会の帰りに寄り道してきたことがある。
若狭湾、何にも無かったんだけどね。
海の近くの宿だけ取って行ったんだけど、宿しか無かったね。ご飯食べるところもコンビニすら無かったね。何食べたんだっけ笑?
気になった理由は何も解決しなかったけど、とりあえず満足したような気がする。
敦賀が"あつが"じゃないってことだけ強烈に学んで帰ってきたな。



いつも、場所に興味がある。気がする。

大学選びは、"関東圏"という縛りのみだった。
やっぱり東京とかって、面白いんだもの、舞台も美術もたくさんあるから。
だけど好きな街、というには東京は広すぎる。
私にとって東京はきっと、街ってより人や人の集まりを指すものだ。

ここへくる前4年間住んでいた横浜は今でも大好きな街で、何か縁があればこの先また横浜に住みたいと思っている。
横浜は、幼馴染の親戚の家があって(これが笑えることにSTスポットから歩いて数十秒なのだ)昔からよく遊びに行っていた。

大学からの眺望、勾配差のあり過ぎる家々、縦に並んだ家もスキー場のようなキャベツ畑もそう見ることは無いだろう。昼と夜で風の吹く方向が真逆で、海沿いでは無駄に綺麗な感じとノスタルジック臭さが隣接してる。

どうでもいいことなんだけど、
縁、とかいうものは割と好き。
それが他人にとってかなりどうでもいいことだけど本人にとってだけ、ちょっと楽しいものだから。
現世で縁のある人は、前世でもやっぱり何かしらの縁があったんだって、という眉唾な話があるけれど、たまに一人で何か納得した気分になって楽しんでいる。
場所ってのも何か、そんな感じがする。ことにしている。じゃなきゃどうして若狭湾を見に行ったのか謎すぎるんだもの、何があったんだろうか、あそこに。あのただの海。



最近は地図を見てほくそ笑んでいる。
とりあえず地図、好きなので。

街や場所に興味があるし、常に、居たい場所に自分を置くのが最優先事項です。
居る場から与えられる立場や役割を演じるのもまた一興、それにしても、行きたい場所があるというのは何ともポジティブで良いことです。

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