今ふと写真フォルダを見直していて、
ベルリンで出会った大好きな絵のことを思い出した。
前にも書いたんだっけ?
Anselm Kieferの絵。
こないだ観た、Phill Niblockの映像
意味は分からないけど、ドゥルーズの著書
仕事ってこと忘れた、マーラーの交響曲5番
また行かなきゃと思ってる、Ernesto Netoの彫刻
今年感動したもの、忘れたくないもの
を、ふと思い出す。
もっとあるけど。
舞台は日本でも海外でも見れた。
刺激的な作品がたくさんあって書き切れない。
今また、自分の作品を作っていて、表現することや芸術作品を作ることがどれだけ難しいことか、やたら考える。
Kieferの絵がどうしてそんなに感動したかって、「芸術ってこういう事だよな」っていうまさにそのままを見つけられたからで、初めて絵を見て泣きそうになった。
他人様の作品に自分のノスタルジーを重ねるのはナンセンスだし全く好きじゃない、
だけど、
小さい頃、お父さんにしばしば美術館に連れて行ってもらっては、わけも分からない作品を前にしてあれこれ考えたこと、
そこで何を見て何を考えていたかより、ただ普遍的な芸術の何かを感じていたのかもしれない。
何より小さい頃の私は、芸術家に憧れていたということ、
まぁ大人になればなるほど、
それがどんだけ阿呆なことかと思い知る。
いい意味で諦めている、
そんなに大そうなことを表現することなぞ出来やしない、
だけどちょっとくらい、私にもやらせてくれよ。
私が表現したいのは本当に、
些細なことなんだよね。
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