2013年7月12日金曜日

発狂してみる

ハタヤマンと板橋区を転々としながら、細々と稽古しています。
8/2〜4にSTスポットで演る"譚々"の稽古です。(見にきてね!笑)


今日、稽古をしてて、
何か今ひとつ突き抜けない感じ(主に自分)はどうするかなぁと思ったとき、発狂してみるってのはどうだろう?と思いました。

まじで精神的なものでは無いのであくまでもイメージのお話ですが、なんというか、もっと自分の身体に集中して前後不覚に我を忘れて思いっきりやったらどうだろうって感じで、発狂するって感じです。

あれだよ、今日稽古の前にブコウスキーの『ありきたりの狂気の物語』って本を買ったんだ。面白い。

そんでハタヤマンが今日、なんかまとまってきた気がすると仰ってました。
私もそんな気がします。
発狂させてみようと思ってまとまってきたってのは、何なんでしょう。


稽古するの楽しい。とにかく通す。
昔よりだいぶ変わったね、稽古のやり方も。

通しながら、自分が作品全体やりながら感じる感覚を大事にする。当たり前だけど、自分が集中してやるの楽しいと思えないと、作品もあんまり良い感じにはならない。らしい。たぶんそんな気がする。自分で自分が踊ってるのは見れないからなぁ。

ダンスみたいなものは、思い詰めて考えてみると、別に何か細かいテーマとか物語がはっきり伝わるわけじゃないから、結局、こっちが楽しいって感じることとか集中した感じとか噛み合ってる一体感があったりとかすると、見てる人にもキュッとしまってわくわくするようなものが見せられるような気がするよ。
少なくともわたしがダンス見てるときは、そんな感じで見てるみたい。
もしかしたらその先に、もっと何か伝わるものもあるのかも知れん、と思うけど、今はまぁ、そんなところだ。
そこらへんは巨匠がやれば良いよ。笑

なんでもそうだけど、表現みたいなもの、ダンスも当然、言動一つでも、まず為人が出るからなぁ。
踊ってるときの感情さえ、面白いほど見てる人に伝わっている。
別に感想でそのことをいう人が居なくても、多分思いっきりそれは出てるはず。
…いや、感情とかいう表面的な薄っぺらいものでも無いんだよなぁ、もっと奥底の、自分でも思っても無いことが出ちゃってたりする。隠し事は出来ないよ。
まったく、裸になったりするより随分恥ずかしいもの晒してんだ。



さて、稽古の映像を見なくちゃだ。

譚々は、植物をイメージして作ってる作品です。
うちにいる植物の皆さんを参考にしました。
暑くて大変そうですね、彼らも。だってねぇ、私も大変だもの。


というわけでした。

譚々、みんなになんて言われるんだろうかなぁ。
楽しみだー

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