2013年7月21日日曜日

稽古場日誌

8月の公演でやる作品、先日スタッフの方々に作品を見せる日がありました。

最近のわたくし強気にマイウェイを邁進しておりますが、久しぶりに他催のダンス企画へ作品を出品するという事態に「一体何言われるのかしら」とじつは結構ドキドキしていました。

ドキドキして待ち合わせの時間に一時間も早く着いてしまったのだから、恐らく結構なドキドキだったんだと思います。


スタッフ見せ終わってほっとしたのもありつつ、落ち着いてみると疑問や納得のゆかない点もふつふつと湧きつつ、まぁとりあえずは自分の出来る範囲で頑張るしかねぇなぁと思った矢先ハタヤマンが病に倒れましたが、
今日は彼も元気になったので改めて稽古を始めました。

相変わらず、「10秒関係ない話して良いですか?」という前置きから始まるハタさんの話に私が乗っかりすぎて数分の無駄話を繰り広げる感じの稽古ですが、色んな話をしながら楽しく稽古をしています。
改めて構成も考えつつ…


最近自分が出る作品では振りは毎度即興なので、うまくいかない日や妙に良い感じの日など多少のばらつきはあります。
今日はあんまり良くない日でした。
仕事で早起きしたので目の下にクマが出来てたし。

こういう日こそ、どうしたら良い感じに浮上させられるか、何を重点的に意識すべきか色々試してみるのですが、つまるところそれが私にとって現時点で一番心地良い自分に対する振付なんだろうなぁ、と思っています。

当たり前ですが、パターンに当てはめようとすると、特に即興はクソになります。「これで良い」といつも思えるだけの自信をつけるための稽古を毎度しているという感じです。違うことを恐れないように。
動きは毎度全く違う、そのことを良く思ったり不安になったりするのも私次第。お客さんとは一期一会、ダンスを見る人に伝わるのは私の自信や不安。
どんな日であれ、その日の最高のパフォーマンスができれば良いなぁと思います。
こういう風な動きが良かったとか、そういうのすら毎日捨てて行かなきゃいかんのです。

作品見て、「ストイック」という言葉を掛けられましたが、シンプルなだけだと思っています。
まぁまだ、シンプルというにも程遠く余分なものはいっぱいくっついているけれど。
ダンスはあんまりごちゃごちゃしない方が良いよね、本当は。


いっぱい作品作ってきて、それをお客さんに見せる機会もたくさんあったけれど、最早偶然や奇跡に頼っていても仕様が無いとも思うのです。確実にK点越え出来ないとな、と思う。
今回とか5回も公演あるから、ほんとそう思います。
どうなるのか楽しみ。



身体は楽器。

ダンスは音。

作品は音楽。

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